長崎旅行
【大浦天主堂】

長崎旅行【ハウステンボス2】

長崎旅行3日目(2025年5月11日)は、ハウステンボスを後にして長崎市内に向けて出発!!
ホテルヨーロッパからハウステンボス出国口までは『ホテルヨーロッパ宿泊者専用送迎クルーズ』。
ホテルヨーロッパ宿泊者専用クルーズ
ハウステンボスから長崎駅までは『区間快速シーサイドライナー』で約1時間半の旅でした。
ハウステンボスで疲れたのか、シーサイドライナーの中ではぐっすりと眠りこけてしまい、荷物を落とすハプニングも(苦笑)。
ハウステンボス駅
長崎駅につくと雨・・・
さて、どうする?
今日の予定は大浦。
まぁ、どうにかなるわっということで強行突破!!

長崎駅のコインロッカーに荷物を置いて、路面電車で『浦上天主堂』へ。
お昼ご飯を『四海樓』で食べようかと思っていたのですが、残念ながらお昼の営業は終わった後。
夕方は、17:00から。
夕食はホテルだしぃ。
っということでその日は泣く泣く諦めました。
(後日、リベンジしております。)

ところで、母が遺した写真に天主堂が写っていました。
最初は、住んでいた伊王島の天主堂だと思っていましたが、調べてみると大浦天主堂。
今回の長崎の旅を計画した時から母の思い出をたどる形でこちらに行くことを決めていました。
入口で入場券を買いつつ窓口の女性に写真を見せて尋ねると、間違いなくこの場所だと教えてくいただけました。
大浦天主堂の正面にある「日本之聖母」
大浦天主堂の階段を上りきると正面に鎮座するのは、『日本之聖母』。
『信徒発見』の約2年3カ月後、この奇跡的な出来事を記念してフランスから送られたそうです。
母はこの聖母様の前で写真に写っておりました。

大浦天主堂は外国人居留地に外国人信徒のために1864年に創られた日本最古の教会です。
1597年に西坂の丘で磔刑に処された26人の殉教者(日本二十六聖人)を記念して建てられた教会であり、日本二十六聖人が処刑された地である西坂に向けて大浦天主堂は建てられています。
2018年に『長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産』として世界遺産に登録されています。

大浦天主堂は『信徒発見』の場となったところでもありますs。
江戸時代、約250年間厳しい宗教弾圧や迫害のため、キリスト教徒達は隠れて信仰し受け継がれていました。
1865年 大浦天主堂に一人の女性が現れて、フランス人宣教師プティジャン神父にこう囁いたそうです。
「われらのむね、あなたのむねと同じ」
密かに守り伝えてきた信仰が神父の信仰と同じであることを伝えました。
信仰を守り抜いた潜伏キリシタンが、みずからの信仰を告白した出来事です。
他国では、日本で宗教弾圧を行っていることは周知されておりキリスト教徒は居ないだろうと言われていたそうです。
そのため、海外では「宗教史上の奇跡」とも言われています。
信徒発見の記念碑

大浦天主堂は、拝覧することができます。
中に入ると厳かな雰囲気の中、ステンドグラスがやさしい光を映し出していました。
ステントグラスには、イエス・キリスト、聖母マリア、使徒ヨハネ、マグダラのマリアが描かれているそうです。
『信徒発見』のきっかけとなった「信徒発見のマリア像」も奉られていました。

そのあとは、隣にある『キリシタン博物館』へ。
ここには、主に潜伏キリシタン関係が多く、キリスト教の伝来、苦難の時代、現代の日本におけるキリスト教に関するものが展示されています。

拝観料は浦上天主堂とキリシタン博物館合わせて 大人1,000円。
詳しくは「大浦天主堂」ホームページをご覧下さい。

数十年前にこの地を訪れたとき、大浦天主堂は残念ながら拝覧することができませんでした。
泣く泣くあきらめた覚えがあります。
今回、数十年越しのリベンジが、ついに実を結びました。

グラバー邸が隣接していたのですが、この日は雨がやむ気配がないので次に取っておくことに。

その後、お昼ご飯を食べ損じていたので軽食をと、坂を下る途中のちょっと大きめなお土産物屋さんに寄ったのですが・・・
ここはふむふむふむぅっと言う感じのお店。
あきらかにお客を見て商売しているし、嘘つかれるし。
海外の方には、声かけたり、試飲させたり、丁寧な説明しているのに私たちにはほとんど無視。
声を掛けてもすぐそばに居るのに2、3回目でやっと無愛想にやってきました。
そのうえ、記念に枇杷で作られているお酒を買おうと「びわで作られたお酒ってありますか?」っと聞くと「そんなの存在しません」っとそっけなく。
後で気がついたら、そちらで買ったちっちゃな焼酎の飲み比べセットに枇杷葉茶の混じっている焼酎ありましたけどぉ。
まあ、こちらは焼酎に枇杷葉茶が混じっているから確かに枇杷Onlyではない・・・

でも、空港で手に入れたのはびわのリキュール酒。

せっかく、厳かな清らかな感じだったのにぶち壊しです。
11月にまた、長崎に行く予定ですが絶対にこのお店には入りませんっ。

まあ、このところ疲れているからしょぼく見えたんだろうけどぉ。
にしても、人懐っこくて友好的な長崎県人にしては珍しいっ。

長崎旅行【稲佐山】

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